高島宏平(オイシックス代表取締役) プロフィール

オイシックス創業者 高島宏平について

高島宏平は、オイシックス株式会社の代表取締役社長です。「社会に良いことを、ビジネスの仕組みで解決する」という考えを軸に、持続可能な事業モデルを通じて食に関する社会課題の解決に取り組んできました。


東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社に入社。Eコマース分野に携わった経験を経て、2000年にオイシックス株式会社を創業しました。以来、安全性やおいしさにこだわった食品宅配サービスを軸に事業を拡大し、2013年には東証マザーズに上場。

さらに、大地を守る会やらでぃっしゅぼーやとの経営統合、Purple Carrotの子会社化、シダックスの子会社化などを通じて、食領域における新たな事業基盤を築いてきました。


高島宏平の特徴は、ITとアナログな食の現場を掛け合わせながら、生活者視点でサービスを磨き続けてきた点にあります。

単なる食品宅配事業にとどまらず、生産者支援、フードロス、買い物困難者支援、サステナブルな食の仕組みづくりなど、社会性と事業性を両立させる経営を実践してきました。


また、本業に加え、経済団体やスポーツ団体、NPOなどでの活動にも積極的に取り組んでいます。

東日本大震災後の復興支援を目的とした一般社団法人東の食の会の代表理事を務めるほか、食や地域、福祉に関わるさまざまなプロジェクトに参画。大企業、スタートアップ、NPOなど立場の異なる主体をつなぎながら、分断のない社会の実現に向けて活動の幅を広げています。

高島宏平の略歴・経歴

  • 1973年 神奈川県生まれ
  • 1998年 東京大学大学院工学系研究科 修了(大学院時代にベンチャー企業を立ち上げる)
  • 1998年 マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社 入社
  • 2000年 オイシックス株式会社 設立、代表取締役社長に就任
  • 2013年 オイシックスを東証マザーズに上場
  • 2016年 とくし丸を子会社化
  • 2017年 大地を守る会との経営統合を実現
  • 2018年 らでぃっしゅぼーやとの経営統合を実現
  • 2019年 米Purple Carrotを子会社化
  • 2020年 オイシックス・ラ・大地を東京証券取引所第一部へ変更
  • 2022年 東京証券取引所プライム市場へ移行
  • 2024年 シダックス株式会社を子会社化
  • 2026年 オイシックス・ラ・大地株式会社をオイシックス株式会社へ商号変更

高島宏平の略歴・経歴

  • オイシックス株式会社 代表取締役社長
  • 株式会社オイシックス新潟アルビレックスBC 代表取締役社長
  • 一般社団法人 東の食の会 代表理事
  • 株式会社とくし丸 取締役
  • 公益社団法人経済同友会 共助資本主義の実現委員会 委員長
  • 一般社団法人日本車いすラグビー連盟 社員(理事長を歴任)

オイシックス創業の経緯と起業ストーリー

オイシックスを創業した背景には、「毎日の食卓を、もっと豊かで安心できるものにしたい」という問題意識がありました。

マッキンゼー在籍時にはEコマース領域に携わり、インターネットによって生活者と企業の関係が大きく変わる可能性を実感していた一方で、食の分野にはまだ改善の余地が大きく残されていると感じていました。


当時は、安心して選べる食材を忙しい家庭に届ける仕組みが十分に整っておらず、生産者のこだわりや商品の背景が消費者に伝わりにくい状況もありました。

そこで高島宏平は、インターネットを活用して、安全性や品質にこだわった食品を直接家庭へ届ける仕組みをつくろうと考えます。こうして2000年に創業したのが、オイシックス株式会社です。


創業当初から一貫していたのは、「生産者の都合ではなく、お客様の視点でサービスを設計する」という考え方でした。

単に食品を販売するのではなく、忙しい毎日でも安心しておいしい食事を楽しめるようにすること、食材選びに不安を抱える家庭に選択肢を提供すること、そして食を通じて社会を少しずつ良くしていくことを目指して事業を育ててきました。


その後、オイシックスは食品宅配サービスとして成長を遂げるだけでなく、食の社会課題を解決するプラットフォームへと進化していきます。

2013年の上場を経て、2017年には大地を守る会、2018年にはらでぃっしゅぼーやとの経営統合を実現。さらに、とくし丸の買い物支援事業や、米国Purple Carrotのヴィーガンミール事業なども取り込みながら、食を軸とした事業領域を広げていきました。